今年1月、Google が PebbleOS のソースコードを公開し、同時に元 Pebble の創設者である Eric Migicovsky 氏が新しい PebbleOS スマートウォッチの開発に取り組んでいることも明らかにされていました。今回、 Eric Migicovsky 氏が創設した新会社「Core Device」によって、Pebble 2 と Pebble Time 2 が、ハードウェアをアップデートして Core 2 Duo と Core Time 2 として復活し、2025年7月以降に出荷を開始することが発表されました。
Core 2 Duo と Core Time 2 は Core Device として最初のスマートウォッチになりますが、基本的には Pebble スマートウォッチの最新モデルです。Core 2 Duo は、Pebble が2016年に最後に販売した Pebble 2 のアップデート版で、Core Time 2 は市場に出回らなかった Pebble Time 2 となります。
Core 2 Duo は、Pebble 2 と同じ1.26インチの白黒電子ペーパーディスプレイと、ポリカーボネートフレームを採用しています。IPX8 の防水性能を目指し、22mm のウォッチバンドや歩数と睡眠の追跡をサポートするなど、Pebble 2 と同様の機能を備えます。

ハードウェアのアップデートでは、マイク横にスピーカーが搭載され、Migicovsky 氏 は AI アシスタントとの会話に使用できることを示唆しています。さらにバッテリー寿命は Pebble 2 時代の最大7日から大幅に更新された最大30日になりました。これは Bluetooth が過去10年で大幅に電力効率が向上したことと同氏は伝えています。
一方、「Core Time 2」は、1.5インチのカラー電子ペーパーディスプレイを搭載し、タッチスクリーンに対応、本体やボタンは金属製を採用します。また、Core 2 Duo と同じ機能に加えて心拍数モニターも搭載します。こちらも IPX8 を目標にし、最大30日のバッテリー駆動時間などが期待できます。

価格と出荷時期については、Core 2 Duo が149ドルで2205年7月出荷開始、Core Time 2 は225ドルで2025年12月に出荷開始となります。
なお、これらのスマートウォッチは store.rePebble.com でのみ販売されます。両方の時計は数量限定で製造され、rePebble にすでに登録している人数よりも少ない数の時計を製造する予定となっているため、予約注文が推奨されています。
以下は、公式が公開している Core 2 Duo と Core Time 2 の仕様(予定)です。
コア2デュオ | コアタイム2 | |
---|---|---|
画面 | 1.26” 白黒 | 1.5インチ 64色 |
解決 | 144×168ピクセル、176DPI | 200×228ピクセル、202DPI |
交流 | 4つのボタン | 4つのボタン + タッチスクリーン |
フレーム | ポリカーボネート | 金属 |
センサー | 6軸IMU、コンパス、気圧計 | 6軸IMU、心拍数 |
発送開始 | 7月 | 12月 |
価格 | 149ドル | 225ドル |
マイクとスピーカー | ◯ | ◯ |
バックライト | ◯ | ◯ |
リニア共振アクチュエータ(振動子) | ◯ | ◯ |
バッテリー寿命 | 30日間 | 30日間(推定) |
コネクタ | 標準ペブル充電器 | 標準ペブル充電器 |
耐水性 | IPX8(目標) | IPX8(目標) |
健康機能 | 歩数と睡眠の追跡 | 心拍数、歩数、睡眠の追跡 |
ストラップ幅 | 22mm | 22mm |
iPhoneとAndroidアプリ | ◯ | ◯ |
オープンソースの PebbleOS | ◯ | ◯ |