Google と Fitbit は新たな実験的機能「Personalized Sleep Schedule Lab (パーソナライズ睡眠スケジュールラボ)」のテストを米国で開始しました。 この機能は、昨年11月に開発中の機能として発見され、今年2月に実験開始が近いことが示唆されていました。
「パーソナライズ睡眠スケジュールラボ」のテストは、1日を通してアンケートに答えると、ユーザーの日中のエネルギーレベルや睡眠データを収集し、ユーザーごとに最適な就寝時間と起床時間を提案することを目的としています。
この機能の特長として、ユーザーの睡眠パターンや日中の活動データを分析し、単なる固定の推奨時間ではなく、生活リズムに適応した柔軟なスケジュールを提示する点が挙げられます。
また、一定期間のデータ収集を行った後に、睡眠の質を向上させるための具体的なアドバイスも提供されます。
Fitbit Labs のヘルプページによれば、ユーザーは以下のようなアンケートに答えます。
- 朝のチェックイン(午前10時まで): 前夜の睡眠に関する複数選択式および自由記述式の質問に回答します。
- 日中の3回のエネルギーレベル調査: 各調査で現在のエネルギーレベルを評価します。
- 夜の就寝前チェックイン(午後11時まで): 今夜の睡眠に影響を与える可能性のある要因についての質問に回答します。
これらの調査結果と睡眠データを基に、Fitbit はユーザーの睡眠負債や必要な睡眠時間を考慮し、それぞれに適した睡眠スケジュールを作成します。このスケジュールでは、最適な就寝時間と起床時間が提示され、ユーザーが十分な睡眠を確保できるようサポートします。
ただし、この実験的機能は米国在住者向けであり、Fitbit アプリを英語で使用していることが前提となるため、日本では利用できません。
不規則なスケジュールで一定の睡眠を取れないユーザーには便利な機能となるはずなので、正式リリースに期待したいですね。
via 9to5Google