先週、Google は Android スマートフォンのデジタルアシスタントを Google アシスタントから Gemini へと完全に置き換えることを発表しましたが、Google は同時にアシスタントから7つの機能を削除するも発表されています。
Google は2024年初めにも Android、スマートディスプレイ、スピーカーなどから使用率の低い Google アシスタントの機能を削除しています。今回、その削除される機能を更新しており、次の7つの機能が削除されることになりました。
- 写真のお気に入り登録、共有、撮影場所・日時の確認
- 音声での操作が削除されます。ただし、Google フォトアプリ内でこれらの操作は引き続き可能です。
- フォトフレームやアンビエント画面の設定変更
- 音声での設定変更が削除されます。スマートディスプレイの設定メニューから手動で変更できます。
- 通訳モード
- ライブ会話の翻訳機能である通訳モードが削除されます。ただし、単語やフレーズの翻訳は引き続き可能です。代替として、Google 翻訳アプリの使用が推奨されます。
- 誕生日リマインダー通知のルーティン
- ルーティン内での誕生日リマインダー通知が削除されます。しかし、アシスタントに個別の誕生日リマインダーを設定することは可能です。
- ファミリーベルのスケジュール設定と通知
- ファミリーベルのスケジュール設定や通知機能が削除されます。代替として、カスタムルーティンを作成することで同様の機能を実現できます。
- 毎日の最新情報の受信
- 「天気を毎日送って」などの定期更新リクエストが削除されます。カスタムルーティンを作成して、定期的な情報提供を設定できます。
- 車載アクセサリでのアシスタント使用
- Bluetooth接続やAUXプラグを使用した車載アクセサリでのGoogle アシスタント利用が削除されます。
これらの機能削除は、Google アシスタントから Gemini への移行の一環として行われています。 ユーザーは今後数ヶ月以内に Gemini へとアップグレードされ、今年後半には多くのモバイルデバイスで Google アシスタントの利用が終了する予定です。
機能が削除されることで不便にはなりますが、Google フォトアプリや Google 翻訳アプリなどの代替手段を利用することができ、カスタムルーティンの作成や手動設定を通じて、これまでの機能を補完することが可能です。
最後に、以前報告されていたように、アシスタント搭載の車載マイクのサポートが終了することが確認されました。