Microsoft が、Android 版 Microsoft Edge アプリのベータ版で Web ベースの拡張機能ストアを導入したことが報告されました。
この報告は Windows Latest によるもので、最新の Microsoft Edge ベータ版 v134.0.3124.57 にアップデートすれば拡張機能ストアにアクセスできます。現時点では22種類の拡張機能が利用可能で、Microsoft のブラウザ上で公式に提供されているため安全な拡張機能です。
Microsoft は 2024 年にも Canary 版で拡張機能のサポートをテストしており、一部のユーザーが限定的に試すことができましたが、正式な導入には至りませんでした。今回の導入により、ベータ版の機能としてより多くのユーザーが利用できるようになります。
拡張機能のインストール方法はシンプルで、Edge のメニューから「拡張機能」を選択し、利用可能な拡張機能の一覧から「取得」ボタンをタップすることで追加できます。インストール済みの拡張機能は、同じ「拡張機能」メニューから管理可能です。


現時点で利用できる22個の拡張機能は、次のようなものがあります。
- Keepa – Amazon Price Tracker
- Tempermonkey
- Dark Reader
- Global Speed : ビデオ速度制御
- 没入型翻訳 – WebサイトとPDFを翻訳
- SponsorBlock for YouTube
- FetchV – m3u8
- NordVPN
- Browsec VPN
- AdGuard VPN
- Violentmonkey
- ScriptCat
- Unhook
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この新機能により、Microsoft Edge は Google Chrome に先駆けて Android 版の拡張機能サポートを実現しました。まだ限られた拡張機能しか利用できませんが、開発が進んでいけばモバイルでもデスクトップ版と同様の機能を使うことができるようになるかもしれません。