Samsung、ディスプレイ内で位置変更可能なカメラの特許を取得

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Samsungが、ディスプレイ内で移動可能なカメラ技術に関する新しい特許を取得したことが明らかになりました。

MySmartPrice によって発見された今回の特許では、ディスプレイ下に配置されたカメラが移動できる仕組みを備えており、前面と背面の両方で使用できるというものです。この技術は主に折りたたみ式またはロール式ディスプレイデバイス向けのようです。

これにより、セルフィー撮影時と通常の写真撮影時で同じカメラを活用でき、デバイスの設計効率が向上する可能性があります。さらに、高性能なメインカメラをセルフィー撮影にも活用できるため、画質の向上が期待できます。

公開された特許図面によると、カメラモジュールはディスプレイ内部で移動できる構造を持ち、ユーザーの操作やソフトウェアの制御によって位置を変更できるようです。この技術が実用化されれば、スマートフォンのノッチやパンチホールをなくし、完全な全画面デザインの実現に近づくかもしれません。

また、カメラの位置を動かすことで、撮影時の画角調整や光学ズームに近い効果を得ることも可能になると考えられます。例えば、カメラを左右に移動させることで異なる視点からの撮影ができるなど、新たな撮影機能の実装も期待されます。

こんにちは、Masahide Omura さん

ただし、この技術は現時点で特許の段階にあり、実際の製品として採用されるかどうかは不明です。Samsung はこれまでも折りたたみスマートフォンやロール式ディスプレイ技術など、新しいデバイス形態の開発に積極的に取り組んでおり、今回の特許もその一環と考えられます。

著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに50台以上の Chromebook を試し、Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。プロフィールはこちら

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