Google も「通知の要約」機能を開発中。Android 16 Beta 3 で発見

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Google Pixel 9 Pro の通知画面を表示した写真

Google は Android 16 の最新ベータ版となる Android 16 Beta 3 をリリースしましたが、このコード上から新たに「Notification Summaries (通知の要約)」という機能が発見されました。

この「通知の要約」機能は、設定アプリ内の「通知」オプションに追加されるようで、「アプリからの会話通知を自動的に要約する」と説明されています。また、ユーザーは個々のアプリで要約のオン・オフを切り替えられるようになります。

以下は開発コード上で発見されているテキスト部分の抜粋です。

  • アプリからの会話通知を自動的に要約します
  • これらのアプリからの会話通知は要約されません
  • 通知サマリーを使用する
  • アプリを管理する
  • アプリの通知サマリーを許可する
  • オン
  • オフ
  • 通知の概要

また、通知を無音にしてグループ化できることも示されています。

  • 同様のテーマの通知は、サイレント表示されるようミュートされ、グループ化されます
  • 通知をバンドルする
  • このアプリからの会話通知を要約する
  • 通知を要約する

これらのテキストによると、Google の「通知の要約」は Apple の機能とは異なり、メッセージングアプリの「会話」通知のみで動作するようです。Android ではすでに「バブル」など会話に限定された他の機能があるため、それに追加される形かもしれません。

なお、Android Authority が「通知の要約」を設定するためのページを実際に有効化できたとしてスクリーンショットを共有しています。

共有された画像を見ると、個別のアプリ内で通知の要約を切り替えることができるようですが、現時点ではいずれも実際には機能していないとしています。

Android の通知要約機能が役立つかどうかは未知数ですが、長い会話が続く場合などには便利かもしれません。Google がいつこの機能を導入するかもわかりませんが、開発の状況から Android 16 の最初の安定版リリースで導入される可能性は低く、Android 16 の四半期ごとのアップデートか、来年の Android 17 まで待つ必要がある可能性があります。

著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに50台以上の Chromebook を試し、Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。プロフィールはこちら

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