2025年3月は、Pixel Drop を含む多数のアップデートが Google Pixel スマートフォンに展開されましたが、Android 15 QPR2 のアップデート後に Pixel の80%充電制限が機能していない可能性が報告されました。
しかし、今回はバグではなくバッテリーの推定容量を再調整するためであり、100%まで充電されると電池にシールド(盾)アイコンが表示され、その後に上限の 80% へと調整されます。
この「充電の上限: 80%」機能は、2024年12月の Android 15 QPR1 のアップデートで Google Pixel デバイスに導入された「充電の最適化」機能の1つで、デバイスの充電上限を80%に制限することのできる設定です。
ただし、機能の説明にあるとおり、バッテリーの推定容量を再調整するためにときどき100%まで充電することがあります。

今回、Google のヘルプコミュニティや Reddit などで、「充電の上限ː 80%」を有効にしているにもかかわらず、100%まで充電されていることを問題にした投稿がいくつかありました。
ただ、今回は Android 15 QPR 2 のアップデートにより推定容量の再調整が正しく機能するようになったことで、一時的に100%まで充電されていただけです。そのため、機能が有効になっているのにフル充電されていてもバグではないため、心配はしないでください。
確かに昔はバグがありましたが、現在は修正されており、ちゃんと機能しています。今回の場合も、一度100%まで充電されると電池にシールド(盾)アイコンが表示され、その後に充電の上限は80%に制限されるようになります。