Samsung の新型タブレット「Galaxy Tab S10 FE」が米国連邦通信委員会(FCC)の認証を取得したことが報告されました。これにより、正式発表と発売が近づいている可能性が高まっています。
Galaxy Tab S10 FE および Galaxy Tab S10 FE+ は、Bluetooth SIG や韓国の認証も通過しており、これまでに Wi-Fi モデルと 5G モデルを含む、複数の型番が発見されています。
今回、FCC で発見された Galaxy Tab S10 FE の型番は、SM-X528U と SM-X526B の2つです。前者は米国版を示し、後者はグローバル版と見られます。
FCC の資料からは、米国向けの Galaxy Tab S10 FE とされる SM-X528U は Wi-Fi 802.11ax および 6GHz 未満の周波数の 5G FR1 バンドをサポートしていることが確認されました。また、タブレットはSペンと 45W 急速充電機能に対応していることも確認されています。グローバルモデルの SM-X526B も同じ仕様になると見られます。
なお、Bluetooth SIG の情報では今回の型番以外にも、SM-X520、SM-X526C、SM-X526E、SM-X526N などのバリエーションが存在し、そのうち SM-X520 のみが Wi-Fi モデル、それ以外は 5G をサポートしていることが確認されています。
一方、Galaxy Tab S10 FE+ に関しては、韓国の認証から SM-X620 という型番をベースにした SM-X626 という型番が発見されています。命名規則から、おそらく SM-X620 が Galaxy Tab S10 FE+ の Wi-FI モデル、SM-X626 は 5G 対応モデルになると予想されます。
最近では Galaxy Tab S10 FE シリーズのリークが増え、仕様も明らかになりつつあります。例えば、Galaxy Tab S10 FE は、従来どおり10.9インチ 2,340×1,440 ディスプレイを採用しますが、Galaxy Tab S10 FE+ は大型化した13.1インチ 2,880×1,800 ディスプレイを搭載します。
その他にも、Exynos 1580 や最大 12GB RAM、128GB と 256GB ストレージ、13MP リアカメラと 12MP フロントカメラ、指紋センサや IP68 防塵・防水、ステレオスピーカー、8,000mAh (Tab S10 FE) と 10,090mAh (Tab S10 FE+) バッテリーなどを搭載すると言われています。
現状の情報と、以前の公式サイトからのリークからGalaxy Tab S10 FE シリーズは早ければ4月から6月にかけて発表される可能性があります。
以下は、現時点で予想される Galaxy Tab S10 FE および Galaxy Tab S10 FE+ のスペックです。
予想スペック
Galxay Tab S10 FE | Galaxy Tab S10 FE+ | |
---|---|---|
OS | One UI 7 based Android 15 | |
ディスプレイ | 10.9インチ LCD 2,304×1,440 最大 800nits | 13.1インチ 2,880×1,800 |
CPU | Exynos 1580 | |
RAM | 8GB 12GB | |
内部ストレージ | 128GB 256GB | |
外部ストレージ | (microSD) | |
リアカメラ | 13MP | |
フロントカメラ | 12MP | |
バッテリー | 8,000mAh 45W 有線充電 | 10,090mAh 45W 有線充電 |
ポート | USB-C | |
ネットワーク | [OP] 5G/4G-LTE Wi-FI 6 Bluetooth 5.3 NFC | |
その他 | IP68 防塵・防水 指紋センサ Sペンサポート | |
サイズ | ? | 300.5×194.7×6mm |
重さ | ? | 700g 未満 |