昨年、Samsung は初のスマートリング Galaxy Ring を海外で発売し、すでに次世代の Galaxy Ring の開発に取り組まれていることなども報告されています。今回、Samsung が新たに取得した特許情報によると、次世代の Galaxy Ring には、ユーザー自身だけでなく他人や物体の体温や表面温度を測定できるセンサーが搭載される可能性があります。
これは 91mobiles が WIPO (世界知的所有権機関)で公開された Samsung の特許により確認されています。特許では、リングの内側に配置された温度センサーと、加速度計やジャイロスコープなどのモーションセンサーが組み合わされています。また、ユーザーの皮膚温度と他の人や物体の表面温度を区別するように設計されているようです。


特許の資料では、飲み物の温度を測定したり、他の人の額に手を当てて体温測定ができるようになることが示されています。
さらに、このリングはユーザーに視覚、聴覚、触覚による通知を行うことができるとされており、リング自体にディスプレイ、スピーカー、ハプティックモーターが搭載される可能性も示唆されています。第1世代 Galaxy Ring にはそれらの機能は搭載されていないため、どれか1つでも導入されれば大きなアップグレードになります。
とはいえ、これらは特許のため必ず市販製品に導入されるとは限りません。しかし、ここに記載されている技術は実現可能なものだと思われますので、将来リリースされる Galaxy Ring の新機能として期待したいですね。