Google は、Google チャットにおけるリアルタイムのマークダウン(Markdown)記法と、コードフォーマットのサポートを追加し、さらに Gemini による要約機能がダイレクトメッセージと既読の会話でも利用できるようになったことを発表しました。
まず、マークダウンについて、現時点でも Google チャットでは一部の Markdown スタイルをサポートしていますが、実際にスタイルが反映されるのはチャットを送信した後になります。
しかし、今回のアップデートによって、マークダウンはチャットの送信後に変換されるのではなく、入力しているときのテキストフィールド内でリアルタイムに変換されるようになります。さらに、テキスト入力フィールドでのコードとコードブロックのサポートも追加されました。
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この機能は即時リリースおよび計画的リリースドメインに現在展開中で、Google チャットを利用できる Workspace アカウントおよび個人の Google アカウントが利用可能です。
一方、Google チャットでは Gemini を活用してホーム画面から未読の会話の要約を確認できる機能が昨年導入されていますが、これまではグループ会話、スペース、スレッドで使うことができました。
今回のアップデートにより、ダイレクトメッセージと既読の会話の要約を確認することができるようになりました。これで全ての会話で既読・未読など状態に関係なく要約機能を使うことができます。
この変更は、即時リリースおよび計画的リリースドメインですでに展開が完了しており、Business Standard と Plus、Enterprise Standard と Plus で利用可能です。