昨年、Google ドライブに保存された動画に対する自動字幕生成機能が導入されましたが、今回新たに自動文字起こし機能が追加され、文字起こしされた内容を表示・検索できるようになったことが発表されました。
Google ドライブ内動画の自動文字起こしは、動画プレーヤーの横にサイドバー形式で表示され、現在のシーンで話されているテキストが強調して表示されます。また、キーワードで検索することもできるため、動画の特定の部分に直接移動することもできます。
これにより、ドライブに保存されている動画の検索性とアクセシビリティが大幅に向上し、必要な情報を素早く見つけやすくなります。
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この機能を利用するためには、動画に字幕が許可されている必要があります。この設定は、ドライブで動画ファイルを右クリックし、[ファイル情報] > [字幕トラックを管理] > [自動で字幕を生成] を有効にします。
動画の自動文字起こしにアクセスするためには、Google ドライブで字幕付きの動画を開いたあと、動画の右下にある歯車アイコンをクリックして、文字起こしを選択します。ほとんど、YouTube と同じような操作方法です。
動画の自動文字起こしは、即時リリースドメインでは2025年2月24日から展開され、最大15日以内に提供されます。計画的リリースドメインでは2月26日から展開が始まり、3月26日までに完了する予定です。
Google Workspace ユーザー、Google Workspace Individual ユーザー、個人の Google アカウントユーザーが利用可能です。