Ancroid 16 で導入される「ライブアップデート」通知の動作のデモが公開

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Google Pixel 6 Pro と Android 16 のロゴ

Google は Android 16 で「ライブ アップデート(Live Updates)」を導入することを発表しており、進行中のアクティビティに関する情報をリアルタイムで更新し、進行状況が通知エリアやステータスバーに表示され、ユーザーが常に最新の情報にアクセスできるようになります。

この機能は、ライドシェアやフードデリバリー、ナビゲーションアプリなど、リアルタイムの進行状況が重要なシーンで特に役立つとされています。たとえば、Uber での配車状況や、Google マップでのナビゲーション情報、Uber Eats の配達進捗などを一目で確認できるようになります。

Google が最初に Android 16 での導入を発表したときには簡単なプレビューのみが示されていましたが、今回は開発者の Viktor Mykhaliv 氏がデモアプリを作成し、Android Authority によって「ライブアップデート」が実際に動作する様子を確認できるようになりました。

これまでの Android の通知は、進行中の情報が複数の通知として届くことが多く、通知トレイが散らかりがちでした。しかし、Android 16 のライブ通知では、1つの通知枠でリアルタイムに情報が更新されるため、通知が整理されて見やすくなります。

また、進行中のライブ通知がアクティブになると、画面上部のステータスバーに「チップ」が表示されます。この小さなアイコンをタップすると、現在の状況や詳細な進捗状況をすぐに確認できます。この進行中のライブ通知は通知トレイやロック画面にも表示され、アプリごとにライブ通知をオフにすることもできます。

この機能は、Samsung が Galaxy S25 シリーズでリリースした One UI 7 の Now bar によるライブ通知とほぼ同じほうに機能します。ただし、こちらは Google マップとその他のいくつかのアプリに限定されています。

現在、Google Pixel デバイスのベータプログラムは Android 16 Beta 2 となっており、今後数回のベータ版アップデートを経て、2025年5月または6月頃に安定版がリリースされる予定です。

この機能はまだ開発中となりますが、Android 16 で導入される便利な機能の1つとなるはずです。

著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに50台以上の Chromebook を試し、Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。プロフィールはこちら

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