Google が2025年1月に発表している、Google Pixel Watch の緊急 SOS による緊急通報の確認ステップの追加のアップデートが、現在は広く展開されています。
これまで、Pixel Watch における緊急 SOS は、リューズを5回押すと、5秒間のカウントダウンのあとに緊急連絡先や110に自動的に電話がかかります。しかし、誤通報などの可能性もあったため、Google は確認のためのステップを追加しました。
「新しいSOS 発信の開始方法」は、起動時に5回リューズを押すことは変わりませんが、その後に「3秒間画面をタップし続ける」という手順が追加されました。また、この画面は誤って電話をかけることを防ぐため、20秒後には自動的に閉じます。これは「長押しして発信」という設定名です。
この機能が展開されると、Pixel Watch の通知に「緊急 SOS が更新されました」と表示され、通知から緊急 SOS の設定に移動でき、SOS 発信の開始方法を確認、変更することができます。
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なお、新しい開始方法はデフォルトで有効になりますが、同設定画面から以前のように追加ステップを必要とせずに発信できる方法に戻すことができます。
SOS 発信の開始方法の「長押しして発信」機能は、Google Play ストアの Wear OS Personal Safety v2025.01.23.x のバージョンで確認されています。私の Pixel Watch 3 でも、上のスクリーンショットのように確認ができています。