Google が20周年を迎える「Google マップでできること20選」を紹介

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Android の Google マップアプリの Play ストアのホーム画面

Google マップが20周年を迎えるにあたり、Google は公式ブログで「Google マップでできること 20選」として、機能とハックを紹介しています。お馴染みの機能から、言われるまで気づかなかったものまで含まれています。

まだ日本語は公開されていないため、以下にざっと翻訳した内容をまとめておきます。

目次

ナビゲーションアイコンのカスタマイズ(新機能)

Google マップを使った車のナビゲーション中に、現在位置を示す矢印アイコンを、複数の車のアイコンと8つの色に変更することができるようになりました。

この機能は昨年に iOS アプリ、数日前から Android アプリの Google マップにも展開され始めています。

マップアプリから Gemini に質問

どこに行くかアイデアが欲しいときや、時間があまりないときに、マップの検索で質問を投げかると、Gemini が厳選したアイデアやマップ上のデータに基づいた結果を回答してくれます。また、ドレスコートや駐車場の有無など、場所に関する質問をして回答を得ることもできます。

ただ、この機能はまだ米国内の iOS および Android アプリに限られています。

メニューのハイライトを見る

レストランで人気のある料理を把握するため、レストランを検索したあと「メニューのハイライト」までスクロールすれば、マップコミュニティからの人気料理の写真とレビューが表示されます。

AR を使う

自分の位置を把握するときに、Google マップの検索バーのレンズを使用することで、周囲をARで確認することができます。ここでは、例えば近くの ATM、交通機関の駅、レストラン、コーヒーショップ、店舗に関する情報を見つけることができます。

ルート沿いのHOVレーンを確認する

目的地までのルート沿いに HOV レーンがあるかどうかをすぐに確認して、効率的に目的地に到着できるようにする。詳細はこちら

日本には存在しませんが、HOV レーンは、規定人数以上が登場しているときのみ走行できる。

ストリートビューでタイムトラベル

ストリートビューを開いて、画面下に表示される「他の日付を見る」をタップすると、過去の日付のストリートビューの画像を見ることができます。

マップから直接予約

Google マップを使うことで、例えばレストランを検索してそのまま予約をすることができます。ただし、「Google マップで予約」を利用できるのは、この機能に対応している予約システムと提携しているビジネスでのみ可能です。詳細はこちら

リストを使って行きたい場所を保存・共有

Google マップでリストを作成し、場所を保存して共有することができます。共同リストを作成することで、グループで場所を選ぶときには絵文字で投票するようにもできます。

到着案内機能

ルート案内のあと、到着案内を使用すると建物の入口を表示したり、近くの駐車場を表示したりします。駐車したあとには、徒歩ルートを取得したり、ストリートビューや AR ウォーキングナビゲーションを使って方向を確認することもできます。

イマーシブビュー

イマーシブビューを使うことで、ルートだけでなく訪問予定の日時に天気や交通状況がどうなるかをプレビューすることができます。現時点では京都を含む一部の都市に限られています。

スマートフォンから車に情報を共有する

Android Automotive が組み込まれている場合、車に直接情報を送信することができます。詳細はこちら

大気質をチェックする

Google マップでは、様々なデータを組み込んだ包括的なモデルを使用して、マップ上に現在位置の大気質を表示するようになりました。

マップでおすすめ情報を見つける

人気のサイトや Google マップ コミュニティ上の役立つリストを Google マップで簡単に見つけられるようになりました。

日本では、マップで都市を検索し、上にスワイプすると、その都市に詳しいユーザーによる投稿から厳選されたおすすめリストが表示されます。この他にも食べログ編集部がおすすめするお店、一休が厳選したワンランク上のレストラン、地球の歩き方GOOD LUCK TRIPが集めた小さな幸運に出会える旅のリスト、ウォーカープラスが発信する人気のスポットや旬のおでかけ情報など、お気に入りのサイトによるリストも表示されます。詳細はこちら

人混みを避ける

Google マップでは、場所を検索して「混雑する時間帯」までスクロールすると、通常の混雑状況は現在の状況を示すグラフを見ることができます。

オフラインマップを利用する

Google マップではオフラインマップを利用することができ、事前に地域を検索して、マップデータをダウンロードしておくことで、電波がつながらない場所でもナビゲーションにアクセスできます。

EV 向けの機能

EV を運転している場合、マップの設定から電気自動車のメーカーとモデルを入力すれば、近くやルート沿いにある互換性のある充電ステーションが表示されます。リアルタイムの空き状況や、フィルター機能で高速な充電ステーションだけに絞りこむこともできます。

バリアフリーの情報を確認する

設定の「ユーザー補助設定」から、車椅子に対応する情報の強調表示をオンにすることで、車椅子アイコンが表示され、その場所にバリアフリーの入口や座席、トイレ、駐車場があるかどうか表示されます。視覚障害のある人は、歩行中に音声ガイダンスを受けたり、ルートや曲がり角、近くの交差点に関するアラートも提供されます。

ディレクトリ(店舗一覧)

空港など一部の施設を表示して、場所の情報をスクロールしていくと「店舗一覧」にタブ(というかチップ)が表示されます。これをタップすることで、レストランやショップ、ラウンジ、駐車場などの施設内施設を確認することができます。

環境に優しいルート

Google マップのルート案内(ナビゲーション)では、目的地までの最も燃費の良い(環境に優しい)ルートを表示することができます。ルート案内を表示して、緑の葉がついたルートをタップします。

ただ、現時点では日本では展開されていないようです。詳細はこちら

ペグマンのアイコンが変わる

最後に、ストリートビューのマスコットとなるペグマンが、Google マップ上の特定のエリアを表示しているときに別のキャラクターに変更されます。例では、スコットランドにあるネス湖に周辺を見ているときに変わります。

こいつ

以上が、Google が紹介している Google マップの20の機能でした。日本ではまだ展開されていない、または一部の都市のみで利用可能な機能も多いので、それ以外の地域にいるとなかなか気づけないかもしれません。

詳しい内容はこちらをご覧ください。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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