2024年10月、Google はデータ移行サービスを拡張して、管理者が Microsoft OneDrive のデータを Google ドライブへと転送できる機能をベータ版で展開しています。現在、この機能は一般提供を開始しており、共有メンバーとのアクセス権限に対応するファイルを含め、最大100人のユーザーのファイルを一度に転送して移行できるようになりました。
また、一般提供のリリースでは、管理者が次のような指定ができる設定項目が追加されています。
- 特定の日付範囲内で移行するファイルを指定
- 特定のファイル形式やサイズの大きいファイルを除外
- ID マップのアップロードを省略し、代わりに Google が自動的にソース ユーザーとターゲット ユーザーをマッピング
このツールと機能を使うことで、エンドユーザーの混乱を抑えつつ、簡単かつすばやくデータを OneDrive から Google ドライブへと移行することが可能になります。なお、この機能は特権管理者のみが実行できます。OneDrive からの移行については、Google Workspace 管理者ヘルプのこちらをご覧ください。
この機能は即時リリースおよび計画的リリースドメインで2025年2月4日から、最大15日かけて段階的にロールアウトされます。以下の Google Workspace プランで利用可能です。
- Business Starter、Standard、Plus
- Enterprise Standard、Plus
- Education Fundamentals、Standard、Plus、Teaching and Learning add-on
- Essentials Starter、Essentials
- Enterprise Essentials、Enterprise Essentials Plus
- Nonprofits
Source Google Workspace Updates