Google は Chromebook などの ChromeOS デバイスに向けて、ChromeOS 132 安定版の1回目のマイナーアップデートを展開しました。このアップデートでは、サポートされるほとんどのデバイスが ChromeOS 131.0.6778.96 から 132.0.6834.154 へと更新されています。
記事執筆時点ではリリースノートなどは更新されておらず(まだ131のまま)、更新履歴を確認することもできないため、おそらくセキュリティ修正とバグ修正を含む定例のマイナーアップデートです。アップデートの状況を確認したところ、特に遅れのあるデバイスはなさそうでした。
現時点で特に大きな変更はなさそうですが、気づいていないだけで何か修正や改善が行われている可能性はあります。
ちなみに、IssueTrakcer で最近報告されていて、問題を確認できたいくつかのバグは解消されていませんでした。例えば、ChromeOS 131.0.6778.96 以降から、任意の PDF ファイルをギャラリーアプリで開いたあとに、ユーザー補助機能の「選択肢読み上げ」を起動させるとアプリがクラッシュして Chrome のクラッシュアイコンが表示される問題はまだ残っています。
また、ChromeOS 132 にアップデート後から、HP Elite Dragonfly Chromebook でプライバシーフィルターを有効または無効にしてから、画面の明るさを変更したり、再びプライバシーフィルターを操作するとクラッシュして再起動するという問題もそのままでした。