Android Auto のアップデートでマップの表示位置が変わり、検索ボックスが邪魔になるとの報告

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Google は Android Auto に新しいバージョン v13.6 のアップデートをリリースしており、このアップデートには特に新機能は含まれておらず、安定性の向上とバグ修正のみが行われています。また、マップが Android Auto の画面にうまく収まるようにして、ナビゲーションが読みやすくなるような変更も導入されています。

しかし、今回のアップデートによって Android Auto 上の Google マップの表示位置が調整され、ルート案内(ナビゲーション)をしていない場合、検索ボックスが邪魔になるという報告が Reddit で多数寄せられています。

通常、Android Auto で Google マップのルート案内を起動していないと、目的地を探したり、登録してある場所へのショートカットを表示する検索ボックスが表示されます。このボックスは、特に低解像度や小さいディスプレイの場合に画面の大部分を占めますが、これまでは地図が右よりに表示されるため、問題はありませんでした。

しかし、今回のアップデートで地図が常に中央に表示されるようになるため、ディスプレイの解像度によっては検索ボックスがルートを隠してしまうことが起きているようです。

この問題は Reddit で多くのユーザーから報告されており、検索ボックスは最小化できるとの指摘もありますが、常に最小化されたままにすることができないため、一時的な回避策にしかなりません。一方で、ルート案内(ナビゲーション)を実行しているときには、このような問題は起きないとしています。

なお、9to5Google によれば、Android Auto v13.6 ではなく v13.4 の時点でこのような変更が有効になっていたとしていますが、実際にユーザーの目に触れたのは Google マップを最新バージョンにアップデートしたあとだとしています。

いずれにしても、低解像度や小さいディスプレイオーディオ、カーナビで Android Auto を利用している場合、検索ボックスが邪魔で画面が見づらくなったと感じたら、今回の変更による影響だと思われます。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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