Google は Pixel 4a のバッテリーアップデート後、以前のファクトリーイメージを削除

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2025年の初めに、Google は Pixel 4a に向けてバッテリーのパフォーマンスの安定性を向上させるアップデートを含む、「Pixel 4a バッテリー パフォーマンス プログラム」を発表しています。このアップデートでは Pixel 4a に新しいバッテリー管理機能を導入していますが、どうやら Google はこれ以前のアップデートのファクトリーイメージやフル OTA イメージのダウンロードを削除したようです。

この情報は Reddit ユーザーから報告されているもので、Google Pixel 4a のファクトリーイメージ(Nexus デバイスと Pixel デバイスのファクトリー イメージ)の Web サイトから、「バッテリー管理機能」を含む最新アップデートの TQ3A.230805.001.S2 以外のパッチのダウンロードを削除しています。

パッチのダウンロードの削除は、2025年1月22日に行われたようです。

2025年1月8日から Pixel 4a に展開されているバッテリー管理機能を含むアップデートでは、バッテリーのパフォーマンスを安定させる反面、一部のデバイスでは、充電性能の低下やバッテリー残量表示の誤差が生じる可能性もあるとしていました。

しかし、実際にこういった問題が発生しているユーザーも少なくないようで、アップデート前よりもさらに状況が悪化したという報告が多数寄せられていました。

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バッテリーの問題のさらなる悪化を回避するため、アップデートパッチ適用前のバージョンに戻そうとするユーザーが少なからずいたようですが、Google がファクトリーイメージを削除したことで、これを望んでいないことはハッキリとしました。

いずれにしても、Pixel 4a を使い続けるためにはバッテリーを交換するか、もしくは50米ドル(現地通貨換算)の返金を受ける、Google ストアで別の Pixel スマートフォン購入時につかえる100米ドル(現地通貨換算)割引コードをもらって別の機種に乗り換えるしかありません。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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