Qualcomm は Samsung と協力して、Galaxy S25 シリーズ向けの Snapdragon 8 Elite のカスタムバージョンとなる、Snapdragon 8 Elite for Galaxy を発表しました。このカスタムバージョンには、いくつかの追加機能が搭載されています。
Qualcomm のプレスリリースによれば、Snapdragon 8 Elite for Galaxy には、第2世代の Qualcomm Oryon CPU と新しい Adreno GPU、Hexagon NPU が搭載されており、Gemini AI のエクスペリエンスに合わせたパフォーマンス向上とオンデバイス AI 機能の強化が図られています。CPU のクロック周波数は、通常バージョンの 4.32GHz から 4.47GHz へと向上し、CPU パフォーマンスも強化されています。
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ネットワーク関連の機能では、Qualcomm FastConnect 7800 モバイル接続システムと Snapdragon X80 モデム RF システムにより、Wi-Fi 7 をグローバルでサポートします。さらに、Galaxy S25 シリーズは、Snapdragon Satellite を搭載した初のスマートフォンとなります。これにより、ユーザーは衛星(ナローバンド NTN)経由でメッセージを直接送受信できるようになります。
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この他のアップグレードとして、新しい空間時間フィルター (STF) を Qualcomm Spectra ISP に統合することで、画質を向上させています。これにより、電力消費効率を維持しながら、低照度での動画撮影機能がより鮮明になり、8K 30fps 録画でもアップグレードを体感できるとしています。
Qualcomm Snapdragon 8 Elite for Galaxy のリリース内容ついては、こちらをご覧ください。