Google はサポートされる Chromebook などに向けて ChromeOS 132 安定版のアップデートをリリースしました。このアップデートにより、ChromeOS Stable のバージョンが 131.0.6778.241 から 132.0.6834.94 へと更新されます。
記事執筆時点ではユーザー向けの ChromeOS リリースノートは更新されていませんが、Chrome Enterprise および Education 管理者向けのリリースノートはすでに更新されており、いくつかの変更点が含まれています。
ユーザー向けの新機能などはあまりありませんが、次のような機能と変更が導入されます。
- アプリの角が丸くなる (UI の変更)
- PIN または ローカルパスワードを使ってデバイスにログインできる
- AI 顔認識機能を使って、顔の表情や動きで Chromebook を操作できる
- タッチパッドを無効にできる
- [設定] > [ユーザー補助機能] > [カーソルとタッチパッド]
- Google パスワードマネージャーと Chrome の自動入力で生体認証が有効になる
- 「使い方・ヒント」アプリから「アプリとゲーム」の項目が削除される
- https://discover.apps.chrome/ から見つけられるようになった
上記、太字は確認済みもしくはすでに導入されていた機能です。記事執筆時点では UI の変更や生体認証の有効化は個人のアカウントと Workspace アカウントのどちらでも確認できませんでした。この他にも変更点はあるかもしれません。
なお、ChromeOS 130 のまま止まっていた、Intel Core Ultra チップを搭載した一部の Chromebook Plus も今回のアップデートによって ChromeOS 132 に更新されます。
一方、数日前には Windows や Mac などの PC 向け Chrome ブラウザも安定版が Chrome 132.0.6834.83/84 へと更新されています。ブラウザでは多数の修正と改善が含まれており、セキュリティの問題は16件が修正されました。