Qualcomm は2025年にフラッグシップのハイエンドチップセット Snapdragon 8 Elite をより手頃な価格にした Snapdragon 8s Elite (SM8735) をリリースする計画があると報じられています。今回、新たなリークにより Snapdragon 8s Elite の仕様とベンチマークに関する情報が登場し、パフォーマンスのヒントを得ることができました。
この情報は Weibo で Digital Chat Station が共有したもので、新しい Snapdragon 8s Elite チップには Qualcomm カスタム設計の Oryon コアを採用せず、Cortex-X4 コアと Cortex-A720 コアを採用するとしています。また、このチップは AnTuTu ベンチマークで約200万点のスコアを達成すると言われており、以前伝えられていたように、Snapdragon 8s Elite は Snapdragon 8 Gen 3 と同程度かやや落ちるレベルの性能になります。
なお、Snapdragon 8s Elite は Xiaomi や Redmi、OPPO、iQOO、Honor などのスマートフォンに搭載されるとしており、8s Elite を搭載するスマートフォンは4月に発売予定とされているようです。
これまでの噂でも、2025年第1四半期に 8s Elite が発売される可能性が高いと言われていました。これは昨年の Snapdragon 8s Gen 3 が2024年3月に発表され、その後すぐに Xiaomi Civi 4 Pro に搭載されて発売されました。今回もその後継の Civi 5 に搭載されると予想されており、同様に3月ないしは4月に登場する可能性が考えられています。
あとは価格次第となりますが、現状では仕様に関するこれ以上の詳細や価格などについては明らかにされていません。