Google は Android Auto で、より多くの種類の車両をサポートするために開発に取り組んでいることが報告されました。車両ごとに Android Auto のいくつかのインターフェースを変更することで、それぞれの車両でアプリを使いやすくしようとしているようです。
この情報は Android Authority が Android Auto バージョン 13.5.150204 から発見したもので、Google は今後のアップデートで車両ごとにアプリのインターフェースを微調整したり、10インチ以上のディスプレイオーディオやナビゲーションが搭載されていてもインターフェースが鮮明に見えるよう、高解像度ディスプレイのサポートも追加する作業を進めているようです。
共有されたスクリーンショットでは、アプリの設定でこれまで「車(car)」と呼ばれていた単語をすべて「Vehicles(車両)」に置き換えており、設定が車だけに限定されない可能性を示しています。
また、アプリ内にいくつかの新しいアイコンが追加され、少なくともバイクを正式にサポートすることが確認されました。バイクのアイコンにはインドの TVS などブランド固有のものも含まれています。
一方、Android Auto はインターフェースの変更だけでなく、現在は 1,920×1,080 に制限されている映像出力を 2560×1440 または 3840×2160 で出力できるようサポートを追加する作業を行っていることも確認されました。
現時点ではバイクも高解像度のサポートも安定版では展開されておらず、ベータ版でも正式に展開されているわけではありません。いつリリースされるかはわかりませんが、これらの変更は今後のアップデートで導入される可能性があります。
余談ですが、先月末に Android Auto 13.4 のアップデートが展開されはじめているものの、私のデバイスではまだ 13.3 のままとなっています。
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