新しい情報によると、Google は Gemini を Wear OS デバイスにも導入する取り組みを進めていることが明らかになりました。おそらく従来の Google アシスタントに代わって Gemini が導入される可能性があります。
これは Android Authority が Android 向け Google アプリ 16.0.5.sa.arm64 Beta のコードから、Wear OS における Gemini サポートに関するコードを発見したことから明らかにされています。このコードから、Google は Android スマートフォンでオプションとして Gemini を利用できるようになったものと同様に、Wear OS でも Google アシスタントの代わりに Gemini を利用できるようにする可能性が示唆されました。
また、コードでは「会話のやり取り」という表現があり、Gemini Live を暗示しているようにも思えますが、この機能に関する具体的な言及は発見されなかったようです。
一方、実際に Wear OS 上(Pixel Watch)で Gemini が応答する短いアニメーションが共有されており、スマートウォッチの音声入力で Gemini が動作する様子が示されています。
Google は Android スマートフォンだけでなく Nest (Google Home) デバイスなどでも Google アシスタントから Gemini へと切り替えを行っていることから、Wear OS も同様の流れになることは不思議ではありません。
現時点では Wear OS スマートウォッチの Gemini 導入はいつ行われるかはわかりませんが、Google I/O までには何等かの進展があるものと思われます。