Samsung の折りたたみ式スマートフォンの売上減少が伝えられていますが、最近の情報によればそのような状況であっても、2025年にリリースされる Galaxy Z Fold 7 および Galaxy Z Flip 7 には大きな変更を加える予定がないと報じられています。
以前報じられているように、Samsung は2024年に Galaxy Z Fold 6 と Z Flip 6 をリリースしたものの、売上は好調とは言えず2025年の折りたたみ式スマートフォンの生産台数を抑えるという噂がありました。一方で、新しい折りたたみ式デバイスの投入や仕様変更の噂もありましたが、このような状況にあっても折りたたみ式スマートフォンに大きな変更は加えず、変更があっても小さなものになる可能性が示唆されました。
これは韓国メディアの The Elec が中国を拠点とする回路基板製造企業 Fastprint へのインタビューによるもので、Samsung は Galaxy S25 シリーズの生産量をわずかに増やす予定だが、折りたたみ式スマートフォンへの取り組みは停滞していることを伝えています。
また、同インタビューでは Samsung は Galaxy Z Fold 7 と Flip 7 では大きな変更を加える予定はなく、2026年にリリースを予定している Galaxy Z Fold 8 と Flip 8 でいくつかの変更を加える可能性があるとしています。
サムスン電子のフォルダブルフォンのフォームファクターだけを見ると、来年のギャラクシーZ7シリーズではなく、2026年に出てくるZ8シリーズから少し変化があるようです。 中国のフォルダブルフォンの追撃もあり、アップルのフォルダブル製品の発売が予想されるため、これに対応するためのサムスン電子の戦略だと思いますが、期待感はかなり落ちました
The Elec
とはいえ、これまでの噂では Samsung は2025年の折りたたみ式スマートフォンで複数のバリエーションをリリースすると言われています。おそらく主軸となる Galaxy Z Fold 7 と Galaxy Z Flip 7 には大きな変更はないものの、派生モデルとなる｢Galaxy Z Fold 7 SE｣や｢Galaxy Z Flip FE｣をリリースすることで選択肢と台数を増やそうとしている可能性はあります。
いずれにしても現時点ではまだ開発段階であるため、今後の動向次第では変更される可能性もあるかもしれません。
