Google と Samsung が Android XR とデバイスを発表したばかりですが、新しい報告によればスマートグラス Ray-Ban Meta の2025年次期モデルには、Android XR に対抗するように何らかのディスプレイが搭載される可能性があるようです。
Financial Times によれば、Meta はディスプレイを追加した新しい Ray-Ban のスマートグラスを早ければ2025年に発売する予定であることを報じました。現在の Ray-Ban Meta スマートグラスの最新バージョンは2023年後半に発売されており、後継機の登場が期待されているタイミングです。
一方で、現行の Ray-Ban Meta にはディスプレイなどは内蔵されておらず装着中に視覚的な情報は何も表示しません。デジタルアシスタントの使用やスマートフォンなどで情報を確認することはできますが、グラス自体で何かを見ることはできません。しかし、次世代のスマートグラスでディスプレイがサポートされる可能性があるとしており、次期モデルでディスプレイが搭載されるとなれば大きな変化になります。
ただし、同メディアによればディスプレイにはテキストなどのシンプルなものしか表示されないとしています。そのため、ナビの案内やスマートフォン、スマートウォッチからの通知なども表示される可能性はありますが、動画や高画質画像はサポートされていない可能性は高そうです。
Google も2025年には Android XR を搭載した独自の AR グラスを発表することをしており、デモではディスプレイが搭載されていることも確認されています。そのため、先んじてスマートグラスをリリースしている Meta もディスプレイを搭載する必要性が出てきたものと思われます。
いずれにしても2025年はスマートフォンだけでなく、Android XR、スマートグラスなど AR / XR デバイスが盛り上がりそうです。