Google は Wear OS 向けの変更として、Google Play 開発者サービス v24.49 で Wear OS スマートウォッチのアップデートを、Bluetooth ではなく Wi-Fi またはモバイルネットワークを使用してダウンロードするようになりました。
これは Bluetooth 経由でのアップデートのダウンロードまたは転送が非常に遅いためで、高速化するためには Wi-Fi もしくはモバイルネットワーク経由で行う必要があります。これまでは Bluetooth が優先されていたため、Pixel Watch シリーズではダウンロード/転送を高速化させるために Bluetooth 接続をオフにして Wi-Fi を使わせる方法が最善でした。
しかし、今回の変更により Wi-Fi かモバイルネットワークが優先されることになるため、こういった一手間や工夫は不要になります。ただし、現時点ではこれが Pixel Watch だけなのか、他の Wear OS デバイスにも適用されるのかは不明です。
[Wear] ウェアラブル デバイスを更新する際、ダウンロードを高速化するために、Wi-Fi とモバイル ネットワークが Bluetooth よりも優先されるようになりました。Wi-Fi を使用できない場合は、代わりに使用するネットワークを選択できます。
なお、Wi-Fi を使用できない場合にのみ、代わりに使用するネットワークを選択できるとしています。
Wear OS 向けには、もう1つの変更としてタイムゾーンを自動的に設定する機能の変更が行われました。これは時計がオフラインの場合でも、現在の場所に合わせて時計のタイムゾーンが更新できるようになるものです。
