Google は今年から Pixel スマートフォン向けに新しいスタンドアロンの天気アプリ Pixel 天気をリリースしました。このアプリには AI 機能などが搭載されていますが、地味に不便な点としてアプリ内で表示される温度以外の単位が、システム言語の地域に依存してしまうことがあります。しかし、Google は今後のアップデートによって、アプリ内の単位を設定するページを追加し、温度以外の単位も変更できるようになる可能性が示唆されました。
現在の Pixel 天気アプリでは気温の単位は「地域の設定」または「システムの言語」で簡単に設定することができます。しかし、風速や気圧などの既定の単位を変更したい場合には、システム言語を変更するしかありません。マイルからキロ表示にしたい場合でも言語を変える必要が出てきます。
AssembleDebug (Android Authority) が発見した情報によれば、Pixel 天気アプリの最新バージョンでは、Google が新しく天気の単位を設定するページを追加していることが確認されました。現在、このページは空白が表示されるだけですが、おそらく気温を含め気圧や風速などの単位を変更できる可能性があります。
この機能が追加されれば、言語や地域に依存せずに好きな単位で表示できるようになるため便利になるはずです。とくに新機能を試したいがために英語(US)に変更している場合などにも役立ちます。
現時点ではこの機能がいつリリースされるかはわかりませんが、展開に期待したいですね。