Samsung は今年9月末に MediaTek Dimensity 9300+ を搭載した新しい Galaxy Tab S10+ と Galaxy Tab S10 Ultra を発表し、日本でも10月初めから販売を開始しています。この Galaxy Tab S10 シリーズにはベースモデルとなる Galaxy Tab S10 は存在しませんでした。一方、最近の報告によれば Samsung はこのベースモデルに当たる Galaxy Tab S10 FE シリーズを来年も発表する計画があることが確認されました。
この情報は Neowin が Samsung 公式サイトのプロモーションページの脚注から発見したもので、ここから Galaxy Tab S10 FE シリーズが来年も発売される可能性が示唆されています。これは米国の Web サイトで Goodnotes を1年間無料できるなどのオファーが紹介されているページで、脚注には次のような文言が記載されています。
Goodnotesへの1年間の無料アクセスは、2025年7月31日までにTab S10シリーズまたはTab S10 FEシリーズのデバイスを購入してアクティベートした米国の参加者が対象です。
Samsung US
Galaxy Tab S10 シリーズとは別に Galaxy Tab S10 FE シリーズと表記されていることから、間違いで記載されているわけではないと思われます。また、「Galaxy Tab 10 FE シリーズ」という表現から、今回も Galaxy Tab S10 SE と Galaxy Tab S10 FE+ の少なくとも2モデルがリリースされると思われます。
また、プロモーションの期限が2025年7月31日となっていることから、少なくとも Galaxy Tab S10 FE シリーズもそれより前にリリースされる可能性があります。
一方、GalaxyClub の報告では Samsung は SM-X520 と SM-X526B という型番の2つのタブレットの開発に取り組んでいます。これら2つの型番は Galaxy Tab S9 FE の SM-X510 と Tab S9 FE+ の SM-X516B に続くもののため、開発中のタブレットは Galaxy Tab S10 FE と Tab S10 FE+ になると予想されます。
現時点では新しい Galaxy Tab S10 FE シリーズに関する情報は、メインカメラが前世代の 8MP から 12MP にアップグレードされるという話を除き、まだ多くは明らかになっていません。