Google マップには車でのナビ案内中に、ルート上の様々なイベントを報告(レポートの追加)できる機能がありますが、最近のアップデートで「スピード違反取締」ではなく「警察」と「移動式自動速度取締機」を報告できるようになりました。
今年7月に Google マップのモバイルアプリで報告(レポートの追加)の機能が大幅に改良され、最終的に Android Auto と CarPlay にも導入されました。この改善により、ルート案内中に衝突事故、軽い渋滞、工事、車線規制、故障車、路上の障害物、スピード違反取締を簡単に報告できるようになりました。
このうち、スピード違反取締はユーザーに警察官の位置を教えることができますが、実際に取締ではなく違うケースで警察がいる可能性もあります。そのため、Google は「スピード違反取締」を「警察」に置き換え、取締も含めて何等かの理由で警察官がいることを報告しやすくなりました。
また、日本では「移動式自動速度取締機」(いわゆる移動式オービス)を報告できるようになり、これは「警察」の報告とは別オプションでボタンが表示されます。これによりもう少し詳しく状況を報告できるようになります。
なお、現時点では Google アカウントによって展開のペースが異なっているため、少しずつ展開されていくと思われます。また、Android Auto と CarPlay に適用されるかどうかは確認できていませんが、これもおそらく反映されるはずです。
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