Fossil は今年1月に Wear OS スマートウォッチの製造を終了し撤退することを発表していますが、Fossil Gen 6 におよそ1年ぶりとなる Wear OS アップデートが展開されていることが報告されました。
Fossil Gen 6 には、2023年11月に最後のアップデートが提供されており、このときに2023年8月のセキュリティパッチ(RFHC.231016.001)と Wear OS 3.5 が導入されました。これは大きなアップデートはなく、かなり遅れてのアップデートとなりました。
その後、Fossil がスマートウォッチからの撤退とともに既存の Wear OS デバイスが今後数年間はアップデートされると言われていましたが、しばらくの間はとくに提供はありません。しかし、最近になって Fossil Gen 6 スマートウォッチユーザーに、利用可能なアップデートの通知が届いており、アップデートをインストールすると Android 11 ベースの RFHF.240305.011 へとアップデートされます。
今回のアップデートでは2024年4月のセキュリティパッチが適用されますが、具体的な修正や改善に関するログなどはないようです。このタイミングでアップデートされたことは非常に驚きですが、Fossil のデバイスは2つのメジャーアップデートから遅れており、今後もアップデートが続くかは定かではありません。