Nothing は昨年にハイエンドモデルの Nothing Phone (2) をリリースしましたが、今年はハイエンドモデルをリリースしないことが明らかにされており、2025年の投入が期待されています。今回、おそらく Nothing Phone (3) と思われるデバイスが Geekbench に登場したことが 91mobiles から報告され、そのチップセットとベンチマークスコアが明らかになりました。
Geekbench に登場した新しい Nothing スマートフォンの型番は A059 となっており、Qualcomm Snapdragon 7s Gen 3 と 8GBRAM を搭載しています。また、Android 15 で動作しており、ベンチマークのスコアはシングルコアが1,149、マルチコアスコアが2,813という結果となっています。
前世代 Nothing Phone (2) は Snapdragon 8+ Gen 1 を搭載したハイエンドモデルとしてリリースされており、今回の情報が Phone (3) であるとすればミッドレンジデバイスという立ち位置になるようです。しかし、以前 IMEI データベースで発見された型番から A059 と A059P という2つが存在することが示されていることから、今回は Geekbench に登場したモデルはベースモデルであり、さらに強力な Pro または Plus モデルが控えている可能性があります。
これまで Nothing Phone (3) に関する情報では、2025年に発売されることとアクションボタンが搭載されること、Nothing Phone (3) には 6.5インチディスプレイ、Nothing Phone (3) Pro あるいは Plus には6.7インチディスプレイが搭載されることなどが噂されています。
いずれにしても現時点ではまだ詳細は不明なため、今後に期待です。