Google が2021年に Tensor チップセットを初めて搭載する Pixel 6 および Pixel 6 Pro をリリースし、このデバイスには3年間の Android OS アップデートと5年間のセキュリティアップデートを保証していました。しかし、OS バージョンで予定されていた3年が経過した現時点において、Google は Pixel 6 と Pixel 6 Pro にも Android 16 Developers Preview (DP1) を展開しています。
もともと Pixel 6 と Pixel 6 Pro は、Google Pixel ヘルプによれば少なくとも「2024年10月までは Android バージョンアップデート」と「2026年10月までのセキュリティアップデート」が保証されています。そのため、Android 15 が最後のメジャーアップデートになるはずでしたが、12月の Android 15 QPR1 と3月の Android 15 QPR2 がリリースされる予定です。
そして今回、Android 16 Developers Preview 1 のリリースでも Pixel 6 と Pixel 6 Pro はサポート対象となっています。これで問題が発生しなければ、おそらく2025年第2四半期にリリースされる Android 16 安定版で、これらのデバイスにも展開される可能性が高まります。
Pixel 6 と Pixel 6 Pro が Android 16 安定版にアップグレードされるとしたら、Google はサポート期限を延ばすことが可能であると思われ、これは正直驚きです。とは言え、Android 16 Beta や最終的な安定版への移行時に変更される可能性もあるため、今後の展開を見守るしかありません。