Google ブランドとなった Fitbit はアプリのデザイン再設計を進めていますが、今回変更されたページは「体重」の統計情報を表示するページです。
現在、Android 版 Fitbit アプリの最新バージョン v4.30 以降で、「体重」ページが他の統計情報ページと同じようなデザインへと再設計されています。ただし、iOS ではまだ変更されていません。この変更では「日」のタブが追加され、「全期間」のカルーセルが削除できるようになりました。また、インフォグラフィックによる表示もなくなっています。
また、「体重を記録」ページも刷新されており、新しく追加するためのボタンも上部メニューバーではなく右下のFAB(フローティングアクションボタン)に変更されました。体重を記録ページでは、これまでの日付と体重、体脂肪だけでなく時間も追加でき、共有機能は削除されました。
記事執筆時点では、私の Fitbit アプリは v4.29 となっていたため新しいデザインを確認することはできませんでした。
一方、9to5Google によれば、Fitbit アプリ v4.30 から間もなくテストが開始される「Sleep Lab (睡眠ラボ)」に関する取り組みが明らかになったとしています。この機能は「睡眠と日々の経験の要素 (状況、感情、行動) とのつながりをまとめる」というものです。\
例えば、歩数、心拍数、睡眠データなど、睡眠に関連する健康とウェルネスのデータ、毎日の睡眠日記としてメモまたは録音したものなどのデータを大規模言語モデル(LLM)で分析し、「傾向、要約、説明、図表などのつながりをユーザーのために作成」することで、ユーザーは睡眠に関する洞察を得ることができるとしています。
実際には「Sleepcoach (睡眠コーチ)」と呼ばれている機能のようですが、現時点では公開されていません。おそらく最初にテストが行われてから広範囲に展開されるものと思われますが、Fitbit Premium に加入する必要があるかもしれません。