Google は Pixel デバイス向けに Android 15 QPR2 Beta 1 のアップデートを展開しましたが、いくつかの新機能や改善の導入に加えて、ついに Android で Linux アプリを実行するために必要なターミナルアプリが導入されています。
これは Android Authority などが報告しているもので、開発者向けオプションに「Linux 開発環境」というオプションが追加され、これを有効にすることでアプリ一覧に Linux ターミナルアプリが追加されることが確認されました。
実際に私のデバイスでも試してみたところ、ターミナルの追加が確認できています。ただ、現時点では Linux VM の起動に失敗するためか、タップしても何も起こりません。
以前の報告では、新しいターミナルアプリを使用すると ChromeOS と同じように Android で Linux アプリを実行できるようになります。仮想マシンとして Debian がインストールされます。
当初、Google は Android 16 のアップデートでターミナルアプリを導入すると考えられていましたが、予想よりも少しだけ早い Android 15 QPR2 で導入する可能性があります。現時点では Pixel デバイス以外で Linux ターミナルアプリがサポートされるかはわかりませんが、多くの Android デバイスでサポートの準備が整っているため、将来的に Pixel 以外にも広がる可能性はありそうです。