Android 15 QPR2 で「モード」が導入。サイレントモードなどの機能が拡張

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Google は Android 15 QPR2 Beta 1 のリリースを Pixel デバイス向けに開始しており、今回のアップデートの中で大きな変更として「モード」が導入されました。

この「モード」機能は既存の「サイレントモード」の上位に位置する設定で、サイレントモードやおやすみ時間などを包括的に管理、カスタマイズが可能です。説明では「就寝中、仕事中、運転中などの特定の状況において、割り込みを最小限に押さえて集中できるように」する機能となっています。。

新しく導入された「モード」から、サイレントモード、おやすみ時間、Google、Pixel Stand、そして独自のモードを作成するといった設定があります。

このうち、「独自のモードを作成する」を選択すると、名前とアイコンを付けて、自動的にオンにするタイミング(スケジュールの設定)や通知フィルター、通知の表示設定などが含まれています。設定できる項目は次のとおり。

  • すべての通知を許可
  • 人物 : メッセージ、通話
  • アプリ : 選択したアプリ、なし
  • アラームとその他の割り込み : アラーム、メディアサウンド、タッチ操作音、リマインダー、カレンダーの予定
  • フィルタした通知の表示オプション
  • グレースケール
  • 画面を暗くしたままにする
  • 壁紙を暗くする
  • ダークモードを有効にする

また、クイック設定タイルも変更されており、これまで「サイレントモード」として表示されていたタイルは「モード」に置き換えられています。ここから複数のモードを同時に有効にすることができます。

これまでのサイレントモードよりも、状況に合わせて細かく設定できるようになったことや複数の条件を設定できるようになったため、かなり便利になります。

新しい「モード」機能は、2025年3月の Android 15 QPR2 安定版で正式にリリースあれる予定です。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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