Google は2024年11月11日付けとなる Google Play 開発者サービス v24.44 のアップデートを Android デバイス向けにリリースしています。
リリースノートによれば、今回の Google Play 開発者サービス v24.44 のアップデートでは、スマートフォン向けのデベロッパーサービスの機能追加とウォレットのバグ修正が含まれています。一方、11月に入り Safety Core と Android System Key Verifier のアップデートで新しいシステムサービスが導入されました。
Safety Core は Android デバイスにセンシティブなコンテンツの警告など安全機能を提供する新しいシステムサービスです。一方、Android System Key Verifier は開発者向けにエンドーつエンドの暗号鍵を保存できるようにする、新しいシステムサービスです。
以下が11月4日から11日までの Google システムアップデートの一連のアップデート内容となります。なお、Google Play開発者サービスの v24.43 のリリースノートは公開されていません。
Google Play 開発者サービス v24.44 (2024年11月11日)
- デベロッパー サービス
- [スマートフォン] Google とサードパーティのアプリ デベロッパー向けの新しいデベロッパー機能が追加され、デバイスの接続性に関する処理をアプリ内でサポートできるようになりました。
- ウォレット
- [スマートフォン] ウォレット関連のサービスに関するバグを修正しました。
Safety Core v1.0 (2024年11月7日)
- [スマートフォン、TV] Android デバイスに安全機能(センシティブなコンテンツの警告など)を提供する、新しいシステム サービス(SafetyCore)を追加しました
Android System Key Verifier v1.42 (2024年11月7日)
- [スマートフォン] デベロッパーがエンドツーエンドの暗号鍵を保存できるようにする、新しいシステム サービス(Android System Key Verifier)を追加しました
Android WebView v131 (2024年11月6日)
- セキュリティとプライバシーの改善とバグの修正を行いました
- Google とサードパーティのアプリ デベロッパー用の新しいデベロッパー向け機能を追加し、ウェブ コンテンツの表示に関する機能をアプリ内でサポートできるようになりました
Google Play ストア v43.5 (2024年11月4日)
- [スマートフォン] Google Play でアプリをインストールまたは更新する際に、より関連性の高いコンテンツが表示されるようになります
Google Play 開発者サービスは、Google システムアップデートの一貫として展開されており、Android デバイスのセキュリティと信頼性の向上、修正と改善、新機能の追加などが行われます。
なお、このアップデートはリリースノートに掲載されても、すぐに反映されるわけではなく、地域やデバイスなどによって展開の差があることに留意してください。