すでに Web アプリの Google Meet では生成 AI を活用して会議の背景画像を生成する機能が展開されていますが、近々 Android 版 Google Meet でも同様の機能が導入される予定です。今年10月に最初に報告され、まだ展開されている機能ではありませんが、実際に動作しているところを確認できるデモが共有されました。
これは Android Authority が共有したもので、Android の Google Meet アプリ (v277.0.693808058.duo.android_20241105.16_p1)で、この機能を実際に有効にすることができ、動作している様子を見ることができます。
UI は前回報告されたときからほとんど変わっておらず、Google Meet アプリの「効果」のメニューの中に「背景を生成」ボタンが含まれています。これをタップすることで、プロンプトを入力できるページが開きます。また、表示する画像のスタイルを選択することができ、これにはスタイルなし、写真、SF、イラスト、3Dアニメーション、ファンタジー、モノクロがあります。
プロンプトを送信すると、上にカメラの映像、下に Gemini が生成した画像が表示されます。画像をタップすると、背景が適用されたカメラ映像のプレビューが表示されます。
Android の Google Meet はウェブ版とは異なり、既定のテーマから選んでプロンプトの一部を変更するのではなく、ユーザーが自由に入力することができるようです。かなり手軽に背景画像を生成できるようなので、プリセットの背景ではなく違うものを使いたい場合には便利な機能となります。
なお、現時点ではこの機能がいつリリースされるかはわかっていませんが、実際に動作しているところを見ると近々リリースされる可能性は高そうです。