Nothing は Android 15 ベースとなる Nothing OS 3.0 Open Beta 1 を、Nothing Phone (2) ユーザー向けにも提供を開始しています。この発表は Nothing Community への投稿によるもので、さらに Nothing (1)、Phone (2a) Plus、CMF Phone (1) も来月から試すことができるようになることも明らかにしました。なお、Nothing Phone (2a) については先月からリリースされています。
オープンベータ版となる Nothing OS 3.0 Open Beta 1 には、次のようなアップデートの内容が含まれています。
- 共有ウィジェット
- ウィジェットを使用して、友人や家族とつながりましょう。ホーム画面に表示された他の人のウィジェットを確認し、反応を通じて互いにやり取りします。つながりを保つための新しい方法です。
- ロック画面
- 新しいロック画面のカスタマイズ ページ。ロック画面を長押ししてアクセスします。
- アップグレードされた時計の文字盤。お気に入りのスタイルをお選びください。
- ウィジェットのスペースが拡張され、ロック画面にさらに多くのウィジェットを配置できるようになりました。
- スマートドロワー
- AI 搭載のスマート ドロワー機能が追加され、アプリをフォルダーに自動的に分類できるようになりました。整理しやすくなり、アクセスしやすくなります。非常に便利なので、お気に入りのアプリをアプリ ドロワーの上部に固定できます。スクロールする必要はありません。
- クイック設定
- クイック設定のデザインを再考し、編集エクスペリエンスを最適化しました。
- ウィジェット ライブラリの設計が強化されました。
- 設定のビジュアルが更新され、ネットワークとインターネット、Bluetooth のオプションが改善されました。
- カメラの改良
- カメラウィジェットでのカメラの起動速度が高速化されました。
- HDR シーンの処理時間が短縮されました。
- 顔の大きさに応じてぼかしの強さを微調整することでポートレート効果を最適化しました。
- 暗い環境でもカメラのパフォーマンスが向上しました。
- ズームスライダーの表示が改善されました。
- 強化されたポップアップビュー
- 移動可能なポップアップ ビューにより、よりクリーンで生産性の高いマルチタスクが可能になります。
- ポップアップ ビューのサイズは、下部の角をドラッグすることで簡単に変更できます。
- すばやくアクセスできるように、ポップアップ ビューを画面の端に固定します。
- 現在のアプリを離れずに情報を表示します。受信した通知を下にスワイプするだけでポップアップ ビューが表示されます。[設定] > [システム] > [ポップアップ ビュー] で有効にします。
- その他の改善点
- AI を活用した頻繁に使用するアプリの選択と優先順位付けにより、より効率的なエクスペリエンスを実現できます。
- デバイスからアプリやデータを削除せずにストレージスペースを自動的に解放する自動アーカイブ機能のサポートが追加されました。
- 部分的な画面共有により、より効率的で安全な画面録画が可能になります。画面全体ではなく、アプリ ウィンドウのみを録画します。
- Nothing OS をスムーズに導入できるように、セットアップ ウィザードをバージョン 3.0 に更新しました。
- オプトインしたアプリの予測バックアニメーションを有効にしました。
- 特徴的なドット マトリックス スタイルを採用した新しい指紋アニメーション。
- 特徴的なドット マトリックス スタイルを採用した新しい充電アニメーション。
Android 15 の新機能もあれば、Nothing OS 独自の新機能も導入されています。
一方、Nothing は安定版のリリース日についてはまだ言及していないため、一足先に Android 15 を試してみたいユーザーは Nothing OS 3.0 Open Beta 1 を試してみてはいかがでしょうか。ただし、ベータ版となるためバグに遭遇する可能性高く、メインデバイスの場合は止めておくほうが無難です。
詳細について Nothing Community をご確認ください。