Google は Android 版 Google Keep アプリにアップデートを展開し、新規メモの作成ボタンを FAB (フローティングアクションボタン) に再設計し、アプリの下部メニューなども調整されてシンプルな見た目になりました。
これまでの Google Keep では、アプリのホーム画面の下部にチェックボックス付きリスト、手書きメモ、音声メモ、画像メモを作成するためのバーが配置され、右側には新しいメモ作成のボタンが表示されていました。
しかし、新しいデザインでは下部のメニューがなくなり、ダイナミックカラーテーマに合わせた新しい [+] アイコンのボタンだけが右下に表示されるようになります。これをタップすると、新規作成の項目が上に展開され、下から新しいテキストメモ、チェックボックス付きメモ、手書きメモ、画像メモのボタンが表示されます。なお、音声メモはメモ内から直接開始できるようになりました。
画面下のメニューバーがなくなるだけで全体的にスッキリとした見た目になります。ただ、新規メモ作成のために2ステップが必要になったことは、人によってはマイナスかもしれません。その場合、ウィジェットを配置するという回避策はあるので、不便になったわけではないと思います。
今回の Google Keep の変更は Android 版 Google Keep のバージョン 5.24.432.x で、サーバー側のアップデートとして展開されています。そのため、該当バージョンを使用していて表示されていない場合は、アプリ情報から強制停止して再起動することで表示される可能性があります。なお、iOS の Google Keep ではこの変更は確認されてないようです。