Google は AI 機能を追加した新しい Pixel 天気 (天気情報) アプリを、古い Pixel デバイスを含めて広く展開していますが、今週の Made by Google Podcast ではこのアプリのデザインと、お馴染みのキャラクターであるカエル(Froggy)がいない理由について説明しました。
Pixel 天気情報アプリは、世界の300以上の主要都市でランドマークなどの AI 生成画像を背景に表示しますが、データを前面に出すために背景は控えめになっています。一方、これまでの Google 天気アプリでは気温のすぐ下にカエルが目立つように表示されていました。
Pixel 天気のチームはこのカエルについて議論したところ、最終的に新しいアプリのデザインと合わないという理由でカエルを組み込まないことに決定したようです。
なお、アプリ開発の際に天気アプリがデバイス上で最も多く使用され、重要なアプリケーションの3位にランクされていることを発見したとしています。
ポッドキャストでは、「アニメーションのハプティクス」についても触れられており、これが有効になっていると現在の状況と一致する振動を感じることができるとしています。Google のヘルプ記事では「Pixel 天気の背景アニメーションにバイブレーションを追加できます」となっていますが、現時点ではまだ利用できないようです。
この他にも降水量があるときに気温の横にある天気状況のアイコンをタップすると雨のサウンドスケープが聴けたり、花粉天気ブロックを拡張する予定であることなどが語られています。