Android と iOS の Google マップアプリに、Gemini AI を活用した3つの新機能の導入が発表されました。
まず、Google マップで Gemini に尋ねることができるようになり、行きたい場所ややりたいことのアイデアをこれまでより簡単に入手できるようになります。これは既存の検索フィールドを経由するので、会話っぽくテキストを入力するだけで回答を得ることができます。
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さらにレビューを要約して表示させることができるようになったため、ある場所についてざっと情報を知りたい場合に簡単に読むことができ、もっと知りたい場合にはマップアプリでそのまま質問するだけで回答を得られます。
これらの機能は今週から米国で Android と iOS 向けに展開されます。今後数ヶ月以内に、AI を活用したレビュー要約や場所に関する詳細な質問をするオプションなどが提供される予定です。
この他には以前報告されていたように、ルート案内中に「経由地」を追加することが簡単にできるようになったり、運転中の車線合流時などのナビゲーションがわかりやすくなったり、報告機能などが改めて紹介されています。
なお、AI 機能では Immersive View を使用して、AI、画像、コンピューター ビジョンにより、スタジアム、公園、ルートがどのように見えるかを体験できるようになります。今週から、Immersive View の場所は、ブリュッセル、京都、フランクフルトなどの場所を含む世界 150 都市に拡大されます。
ルートのイマーシブ ビューにも新しい詳細が追加されました。ルート上で複雑なカーブなどに遭遇した場合には、駐車する場所を知らせ、ハイライト表示して準備できるようにします。このアップデートは、ルートのイマーシブ ビューが利用可能な Android および iOS で今週から展開されます。
今回の発表についての詳細はこちらをご覧ください。