Google は Tensor G4 を搭載した Pixel 9 シリーズを2ヶ月前に発表したばかりですが、さらに2世代先の Pixel 11 に搭載される Google Tensor G6 のコードネームが AOSP の開発コード内から発見されました。
Google は Pixel 9 シリーズで Tensor G4 チップセットをリリースし、次世代の Pixel 10 には Google と TSMC が協力してカスタム設計された Tensor G5 が搭載され、大きなアップグレードが示されています。今回、Google の Tensor G5 と Tensor G6 のコードネームが Android Open Source Project (AOSP)のコード内から発見され、それぞれ Laguna と Malibu と呼ばれることが明らかにされています。
このうち、Laguna というコードネームは Tensor G5 のリークでも登場していました。この Tensor G5 はこれまでの Samsung Faundry から離れて TSMC が製造する最初の Tensor プロセッサとなり、大幅なアップグレードが期待されています。
Pixel 11 の Tensor G6 は今回初めて Malibu という名前であることが正式に確認されていますが、情報自体は先月、Google が TSMC と協力して 2nm プロセスを用いて製造する可能性があることが伝えられています。
現時点ではこれ以上の情報はありませんが、少なくとも Google と TSMC は Tensor G5 の1度だけの関係では終わらず、それ以降も継続する可能性が高いようです。
