LG Electronics (LG電子) が2023年に発売している一部のテレビで Google Cast のサポートを導入予定であることが報告されました。
LG のテレビに搭載されている webOS はこれまで Google Cast をサポートしていませんでしたが、2024年に発売された新モデルからサポートするようになりました。なお、今年1月に LG と Google は当時「Built-in Chromecast」と呼ばれていた機能を LG のテレビに導入することを発表しています。現在、この機能は「Google Cast」と呼ばれるようになりました。
FlatpanelsHD によれば、Google Cast のサポートは webOS 24 のリリースとともに導入され、予想よりも早いタイミングで展開される可能性があるとしています。このアップデートは、ファームウェアバージョン 23.20.50 を実行している OLED ディスプレイ搭載の LG C3 および LG G3 の2023年モデルに展開されます。米国のみ USB 経由で C3 / G3 に手動でインストールすることができるようです。
この変更は地域やデバイスのモデルによって段階的に展開されるため、すぐに反映されるわけではないことに注意が必要です。また、webOS 24 にアップデート後は webOS 23 に戻すことはできません。LG webOS 24 には次のような機能が含まれています。
- LG スマートテレビは初めて、最大 5 年間の webOS アップグレードを提供します。
- Chromecast内蔵 (Google Cast) – 追加のデバイスなしで、モバイル コンテンツを大画面で楽しむことができます。
- 音声ID – 音声を認識して自動的にサインインし、パーソナライズされたサービスを提供します。
- スポーツポータル – お気に入りのスポーツチームの試合スケジュール、スコア、オッズを一度に表示します
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