Microsoft はクラウドストレージサービスの OneDrive に関する新機能を発表し、今後数週間で検索エクスペリエンスの向上やファイルエクスプローラーの色付きフォルダーといった機能の追加と Copilot の AI 機能の提供、モバイルアプリの刷新などを明らかにしました。
OneDrive の Web エクスペリエンスが強化され、オフラインでもファイルを高速に表示、編集、整理ができるようになります。改善された検索は OneDrive、共有、チームメンバーのフォルダなど、保存されている場所に関係なく正確なファイルまたはフォルダを見つけられるようになるとしています。また、色付きフォルダーをサポートすることで、整理しやすくなりました。
Android と iOS ユーザー向けに再設計された新しい OneDrive アプリもリリースされる予定です。AIを活用した写真検索も改善され、自然言語を使用して写真を検索できるようになります。また、アプリでは Google ドライブや Google フォト、Dropbox から写真、動画、ドキュメントをインポートできるようになりました。
なお、新しい OneDrive アプリは Android ユーザー向けに本日から展開されはじめ、iOS は11月のリリースを予定しています。写真検索機能はまず Microsoft 365 ユーザーに向けて展開され、2025年夏までにはすべてのユーザーが利用できるようになります。
また、Copilot がすべての商用ユーザー向けに OneDrive でもリリースされます。 Copilot Agents を使用することで、あらゆる情報を把握できる共有可能なアシスタントにまとめることも可能です。 ファイルを要約したり、簡単なファイル比較をしたり、特定のファイルに関する回答を取得することもできます。
Microsoft によれば、モバイルアプリの AI を活用した写真管理エクスペリエンスは PC やウェブブラウザ、Mac を含むすべての OneDrive プラットフォームに提供する予定としています。Microsoft Designer の統合も進めるとしています。また、OneDrive と Copilot では直接会議の要約を取得したり、ファイルをプレゼンテーションに変換するといった機能も提供される予定です。
Source Microsoft