Google はユーザーの安全性を高めるために OS やアプリに様々な機能の導入に取り組んでいますが、最近では Google メッセージで「海外から送信された迷惑メッセージ」を振り分ける機能に取り組んでいることが報告されました。
Google メッセージに限らずですが、海外から意図せず送られてくる厄介なメールやメッセージはたまにあります。これが頻繁に届くようになると非常に鬱陶しいわけですが、今後機能が追加されると Google メッセージは海外から送信されたメッセージには別のフラグを立て、振り分けることができるようになります。
Android Authority によれば、現在 Google メッセージにはデフォルトの受信トレイ、アーカイブされたメッセージ用のフォルダ、スパムとして識別されたりブロックされた番号から送信されたものを振り分ける3つ目のフォルダが用意されています。しかし、今後のアップデートでさらに「cross-country」として識別される4つ目のフォルダが追加されることが発見されました。
これは連絡先に登録されていない海外からのメッセージが振り分けられるようで、コード上では以下のようなテキストが表示されています。
- このメッセージがここにある理由
- 安全のため、連絡先に登録されていない海外からのメッセージはこのフォルダに保存されます。この機能は設定で無効にできます。
- 受信トレイに移動
- 設定へ移動
スパムと疑われるメールだけなのか、海外から送信されたものはすべて振り分けられるのかはわかりませんが、少なくとも意図しない海外からのメッセージが届いたときには警戒ができるようになります。また、通常のスパムと同様にユーザーが手動で分類することもできます。機能はオプションで、非表示にすることもできます。
Google メッセージで海外からのスパムに悩まされているユーザーには便利になるかもしれません。現時点ではこの機能がいつ展開されるかは不明です。