噂によると、Qualcomm の2025年のフラッグシップチップ Snapdragon 8 Gen 5 は Gen 4 よりもさらにパフォーマンスが向上し、Galaxy S26 Ultra に搭載される可能性があるようです。
Qualcomm はまだ今年の Snapdragon 8 Gen 4 チップセットを発表していませんが、昨年の Snapdragon 8 Gen 3 から大幅にパフォーマンスが向上することが期待されています。また、OnePlus や Xiaomi などが Snapdragon 8 Gen 4 を搭載することがリークされており、最近では Snapdragon 8 Elite に名前が変わる可能性も示唆されています。
今回、中国からの噂として Qualcomm は2025年のフラッグシップスマートフォン向けチップセット Snapdragon 8 Gen 5 (と呼ばれる)に関する情報が伝えられています。
この Snapdragon 8 Gen 5 は TSMC の第3世代 3nm (N3P) プロセスで構築され、Snapdragon 8 Gen 4 から引き続き2+6コアのアーキテクチャを採用するとしています。さらにパフォーマンスコアのクロック速度が最大5GHzに達し、6つの効率コアも最大4GHzに達する可能性があるようで。また、このチップは Galaxy S26 Ultra に搭載されるとも伝えています。
ちなみに今年リリースされる Snapdragon 8 Gen 4 は最大4.37GHzで動作する2つの Cortex-X925 コアと最大2.8GHzで動作する6つの Coretx-A725 コアを搭載しています。
なお、以前の噂で Qualcomm は Snapdragon 8 Gen 5 の生産を TSMC と Samsung Foundry の両方に依頼することを決定したと言われていますが、今回のチップに関する情報は TSMC が製造したチップにのみ当てはまるようです。
Samsung Foundry は Snapdragon 8 Gen 1 以来となりますが、3nmや2nmの歩留まり率や電力効率の懸念があるため、これがどう影響するかは不明です。また、Samsung バージョンのクロック周波数の情報はまだ明らかにされていません。
とは言え、現時点でははっきりとしていない点も多く、Galaxy S26 Ultra に関しても1年以上先の話になりますので、今後の展開次第ではまた大きく変わる可能性はあります。
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