Google の Pixel 8 Pro と Pixel 9 Pro シリーズに組み込まれたユニークな機能の1つとして、デバイスの背面にある温度センサーを使って、スマートフォンだけで非接触で対象の表面温度を測定することができます。現在はアプリを開いてから測定したい対象の材質の種類を選択してから[タップして測定]する必要がありますが、今後のアップデートで Pixel 温度計アプリに材質の自動検出機能が追加される可能性があることが報告されました。
これは Android Authority が Pixel 温度計アプリ v1.0.676362763 で発見したもので、開発中のコードから温度計アプリがスキャンされる材質の種類をすぐに自動検出できるようになる可能性を示しました。
現時点では実際にどのように機能するかはわかりませんが、以前のアップデートでカメラのビューファインダー機能が追加されており、これと材質検出モデルを組み合わせてスキャン対象の材質を自動的に検出できるようになると予想されます。なお、既存の手動で素材を選択するオプションはそのままあるようです。
これにより Pixel スマートフォンで温度測定をするときのひと手間が減らせますが、はたしてどれほどのユーザーが Pixel 温度計アプリを使っているのでしょうか。