Google は企業に対するフェイクレビュー(いわゆるサクラ)に関する取り締まりの一環として、Google マップで表示されるビジネスプロフィールに警告を表示し、偽レビューを実施したことによるユーザー向けのペナルティを導入し始めたことが報告されました。
今月初め、Search Engine Roundtable によって偽レビューが発覚した場合の影響について、次のような変更があることを報告しています。
- ビジネスプロフィールは一定期間、新しいレビューや評価を受け取ることができなくなります
- ビジネス プロフィールの既存のレビューや評価は、一定期間非公開になります
- ビジネスプロフィールには、偽のレビューが削除されたことを消費者に知らせる警告が表示されます。
今まで、これらの影響は英国内の企業のみに適用されていましたが、どうやら最近になって米国を含む広い範囲で拡大しているようです。実際に以下のような例が紹介され、ユーザーが Google マップでビジネスプロフィールの情報を見たときに、「偽レビューと思われるレビューが最近削除されました」というテキストを確認できるようになります。
今回の変更では、ともかくユーザーが偽レビューが削除されたことを知ることができる警告が表示されるというのが大きな変更です。ほとんどの地域に展開され始めるようですが、いまのところ例のような警告に遭遇したことはありません。
via 9to5Google