Google は Android および デスクトップの Chrome ブラウザの「安全チェック」の機能を更新し、通知からワンタップで不要なウェブサイトからの通知を削除(登録/購読の解除)などができるようになりました。この機能の追加に伴い、2つのプライバシーと権限に関する機能の変更が行われています。
この更新された安全チェック機能は Chrome 128 で展開されており、Android 版 Chrome では手動で呼び出す必要はなくバックグラウンドで自動的に実行されます。ユーザーがアクセスしなくなったサイトからの権限の取り消し、不要な可能性のある通知のフラグ付け、実行したアクションの通知などを Chrome の設定にある [安全チェック] から確認することができます。
デスクトップでは、セキュリティ上のリスクになる可能性なる Chrome 拡張機能などをチェックして通知するようになります。
また、ワンタップでサイト通知の購読を解除する機能も導入され、不要なサイト通知を簡単に止めることができるようになります。これは通知ドロワーに表示される [Unsubscribe (登録解除)]をタップするだけで済みます。
この機能は Pixel デバイスから導入されますが、近日中に他の Android デバイスにも導入される予定となっています。
最後に、Android と デスクトップ の Chrome で1回限りのウェブサイト権限を付与する機能が追加されました。この機能を使用すれば、特定のサイトではカメラやマイクへのアクセスなどを1回だけ付与するよう選択できるため、プライバシーの管理をしやすくなります。サイトを離れると Chrome によって自動的に権限が取り消されます。詳細についてはこちら。