Google は Pixel 9 シリーズの発表で新機能を発表し、そのなかには Google フォトの新機能も含まれていました。現在、「編集マジック」の機能として Pixel 9 シリーズに導入された「イマジネーション (Reimagine)」と「オートフレーム (Auto Frame)」が、以前の Pixel スマートフォンでも利用できるようになる可能性が報告されました。
「イマジネーション」はプロンプトを使って 生成 AI が写真を加工する機能で、「オートフレーム」は選択した被写体を AI が自動的にフレームにいれるよう調整する機能となっていて、どちらも Google Pixel 9 シリーズで「編集マジック」の機能として初めて導入されました。
この情報は AssembleDebug (Android Authority 経由)によるもので、Google フォトアプリのコードからイマジネーションとオートフレームが、Pixel 6 シリーズ、Pixel 7 シリーズ、Pixel 8 シリーズなどの Pixel デバイスにも追加される証拠を発見しています。
情報によれば、Google フォトアプリには異なる3つのバージョンが存在しており、2024年に発売された Pixel 9 向け、2021年から2023年に発売された Pixel 6 以降のデバイス向け、そして Pixel 以外のすべての Android デバイスがあるとしています。
コード上では、このうち2021年から2023年の間に発売された Pixel 向け Google フォトアプリの最新バージョンに Reimagine と Auto Frame に関連するコードが含まれていることが確認され、今後のアップデートで Google はこれら2つの機能を古い Pixel スマートフォンにも導入する可能性を示しています。
一方、Pixel デバイス以外の Android デバイスに向けた Google フォトアプリのバージョンには、これら2つの機能は含まれていないため、少なくともしばらくの間は Pixel スマートフォン専用の機能になるようです。
たが、現状では「イマジネーション (Reimagine)」と「オートフレーム (Auto Frame)」の2つの「編集マジック」機能を古い Pixel スマートフォンにリリースするかは不明です。おそらく Google は今後の Feature Drop (Pixel Drop) でリリースすると思われます。ついでに Chromebook Plus でも使えるようになれば便利だと思うんですけどね。